タイトル『偽者舞妓、街を行く!』
「へへーん、お前の負け!!」
「ぜってーお前、後だし;;」
「いーじゃん、お前くらいだぞ?
似合いそうなのは」
「えーー;;」
何をやっているかと言うと、じゃんけん。
何でやっているかと言うと、舞妓の姿を賭けてだ!
俺たちは修学旅行で3泊4日
京都に滞在予定だ!
それで、俺たちの課題研究は
京都の名物!舞妓ちゃんな訳で;;
その為に誰かが舞妓になるっていう企画だ!
それでじゃんけん(絶対ハメてると思う;;
負けた人が舞妓になるというのだ。
しかも、自腹で……。
くそーこうなったらなるようになれ!!
「行って来る…!!」
「「「いってらっしゃーい!!」」」
くそぉーこの友達がいがない奴等め(泣
こうして、俺は舞妓になる羽目になった;;
「本当に、君がなるのかい?」
「はい、お願いします(泣」
店員さんは不思議そうに、でも微笑ましいといった感じで承諾した。
くそー「男の子は駄目です!」とか言ってくれたらな(泣
こうして2,3時間あまりを費やした。
「まだかなー」
「疲れたぜ」
「どうもぉ〜どうしはりましたぁ?」
「「「あ!…///」」」
くふふふっ……照れてる…(笑
俺だとは知らずにな!!
はっはっはっはー!!(恥は捨てた;;
「俺だって、俺!」
「えっ、?!」
「なんだよー本物かと思った」
「しかし、似合いすぎ!!」
ゲラゲラと笑う友に怒りさえ覚える!!
「この野郎…」
「舞妓さんが言っちゃNGだって;;」
「わかってますわぁ〜」
「何か違うよなぁ;;」
「ほほほっ」
もう自棄だヤケ!!
なりきってやろうじゃないの!!
「舞妓さんだ!
あのー写真とっていいですか??」
「へぇ…構いませんどすよぉ」
「きゃー本物vv」
「早くぅ〜」
女の子にモッテモテv
いやーラッキー☆★
「いいなーのやつぅー!」
「俺もやろうかなー」
「お前がやったら、小梅太夫だろー(笑」
「だよなー(爆」
ふふんっうらやましがるが良い!!
これが可愛く生まれた得と言う奴だ!!
「そこの舞妓さん?」
「へぇ、なんですか??」
「ふふっよく化けてますねぇ
観光の方ですか?」
「え?
ばれてる!?」
「私は結構、祗園に通ってますからね
それに、かんざしを見ればわかりますよも」
そう言って男前の人はかんざしを手に取った。
「今は桜の時期じゃない…なのにあなたは桜のかんざしをしてらっしゃる
それで見分けはだいたい尽きますね」
「へーそうなんですかぁ」
「ほら、花の言葉じゃなくなった」
「あ!」
「ばればれですね?」
「あははっ(笑」
毎回来ている人にはバレバレなのか;;
そりゃ、そうだよね
「でも、あなたは美しい
それなら例え、かんざしが違くてもバレないでしょう
一杯、お茶でもいかがですか??」
「え、えーと;;」
「貸し出しは3時間でしたね
その間…ということで?」
「はー;;」
後ろを振り返ると、友達はGOサインを出している。
完璧に面白がってる;;
「いいですよ!」
もーこうなったらトコトン!!
「よかった…ささ、タクシーでも」
「はい!」
「舞妓さんはもっとおしとやかですよ?」
「へぇ、分かりましたぁ」
「上出来です!」
こうして、俺…は付いてった。
今思えば、誘拐犯だとか思うべきだったかも;;
でもそんあ心配はなくて。
楡崎さんという男前の人は、紳士で良くしてくれた。
まぁ、京都の良い思い出になったかな?
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